
「一人で転職活動をするのは不安」「どんな仕事が向いているか分からない」「職場でうまくいかない」
こんな悩みを抱えている発達障害の方は、決して一人で悩む必要はありません。日本には様々な就労支援サービスがあり、多くが無料で利用できます。
この記事では、公的・民間の主なサービスを一覧で比較し、「どう選ぶか」「どう使うか」をADHD当事者の視点から詳しく解説します。転職活動全体の進め方については発達障害の転職で失敗しない7つのポイントも併せてご覧ください。
フルリモートで活躍したい方は発達障害者にとってフルリモートは天国だった件もあわせて参考にしてください。
サービス名 | 対象者 | 期間 | 費用 | 主な支援内容 |
|---|---|---|---|---|
ハローワーク専門援助部門 | 全般 | 制限なし | 無料 | 職業紹介、相談 |
地域障害者職業センター | 全般 | 個別設定 | 無料 | 職業評価、ジョブコーチ |
就労移行支援事業所 | 一般就労希望者 | 原則2年 | 無料※ | 訓練、実習、定着支援 |
就労継続支援A型・B型 | すぐの一般就労が困難な方 | 制限なし | 無料※ | 働く場の提供 |
障害者就業・生活支援センター | 全般 | 制限なし | 無料 | 生活面含む総合支援 |
※所得により自己負担あり(多くの方は無料)
以下、それぞれをADHD当事者の観点から詳しく見ていきます。
全国どのハローワークでも専門援助部門を利用できます(出典: 厚生労働省 障害者雇用対策の主な内容)。手帳がなくても診断書だけで利用できるケースもあるため、まずは近ぐのハローワークに関わらず訪れて、専門援助部門の有無を確認してみるのが手軽です。
高い人ジョブコーチは、就職後に職場や企業・本人の三者の間に入って調整してくれる存在で、職場での合理的配慮の求め方を代わりに交渉してくれる意識をこわせずに溈む、という点でとても貴重です。
就職後の定着については発達障害者の転職後3ヶ月を乗り切る方法も参考になります。代表的な事業所としては、LITALICOワークス、ミラトレ、ココルポート、atGPジョブトレなどがあります。
B型で初め、退職によって会社勤めのソフトリコストとして使われるケースもあります。逆にA型は「柔軟だが雇用契約がある」という位置づけで、いわゆるステップアップの途中ステージに使えます。
転職活動の準備として、履歴書・職務経歴書の書き方も確認しておくとスムーズです。
転職エージェントは、いわゆる「送りぶずわ」を抱えた人より、もうスキル・経験を持っていて「職場のミスマッチを見直したい」という人に適しています。スキルと使い分けとして「スキルをつけるターン → 就労移行支援 / スキルで職場を探すターン → 転職エージェント」と考えると分かりやすいです。
「どれを選ぶべきか」迷ったときの考え方をツリーで整理しました。
状況 | 推奨サービス |
|---|---|
すぐに障害者雇用枠で転職したい | ハローワーク専門援助部門 + 転職エージェント |
自分の適性を詳しく知りたい | 地域障害者職業センター(職業評価) |
スキルをつけてから転職したい | 就労移行支援事業所 |
まずは生活リズムを整えたい | 自立訓練・地域障害者職業センター |
体力やメンタルに不安がある | 就労継続支援B型(ずん規模起動に) |
生活面も含めた長期サポートが欲しい | 障害者就業・生活支援センター |
公的サービスは原則として併用OKです(就労移行支援と就労継続支援の同時利用は不可)。民間の転職エージェントも、複数2社以上登録して選択肢を広げるのがセオリーです。
僕自身は公的な就労移行支援は使わず、民間のプログラミングスクールと転職エージェントを使ってIT職に転身しました。ただし、転職を何度も会う中で「公的支援を使えばよかった」と思うタイミングもありました。
振り返って、公的支援をオススメしたいケースをオーチャットさせていただきます。
A. 多くのサービスは診断書があれば利用可能です。ただし、サービスにより異なるので確認が必要です。障害者手帳のメリットは障害者手帳のメリット・デメリットを参考にしてください。
A. 基本的に可能ですが、就労移行支援と就労継続支援の同時利用はできません。
A. はい。ハローワークは全国にあり、他のサービスも多くの地域で利用できます。
A. あなたの同意なく企業に伝わることはありません。
発達障害があっても、適切な支援を受けることで、必ず自分に合った仕事を見つけることができます。一人で悩まず、まずは相談してみることから始めましょう。
各サービスには特徴があるので、自分の状況に合わせて選び、必要に応じて複数のサービスを活用することが成功への近道です。
転職活動中の不安との向き合い方については発達障害者の転職活動メンタルケアもご覧ください。
就労移行支援を利用するなら
すぐに転職活動を始めるなら
どのサービスも相談は無料です。複数登録して比較するのもおすすめです。
この記事は個人の体験に基づくものであり、医療的なアドバイスではありません。 発達障害の診断や治療については、必ず専門医にご相談ください。 また、記載されている情報は執筆時点のものであり、最新の情報と異なる場合があります。
社会人になってからADHDの診断を受けた当事者。地方在住でフルリモート勤務、年収800万円のフロントエンドエンジニア。転職5回の経験から、発達障害のある方のキャリア形成に役立つ情報を発信。
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